闘将シメオネが苦しい胸の内を吐露「この時期はいつもナーバスになるよ」

今季の各ポジションの主力が去る

 今季はポルトの大エースだったコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを獲得したが、それでもFWマリオ・マンジュキッチ(ユベントス)、MFアルダ・トゥラン(バルセロナ)、DFミランダ(インテル)と、各ポジションのレギュラー陣が新天地へと旅立った。シメオネ監督は相次ぐ主力の退団に頭を悩ませている。
「フットボールの世界では、この8月が最も危険な月なんだ。常に万全の警戒をしていなければならない。想定外のことが起こらないことを願うよ。(アトレチコにとっての移籍マーケットが)99パーセントは終了したと思っている。当然、マーケットが閉まるまでは何も言うことができないけどね。8月はいつもナーバスになるよ」
 アトレチコにはスペイン代表MFコケ、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンらビッグクラブが今夏の移籍市場で注目している銘柄が在籍する。欧州の移籍マーケットはまだ20日以上残されているだけに、シメオネ監督の胃が痛い日々はまだしばらく続きそうだ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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