F・インザーギ監督がセリエA“解任第1号”? 4戦未勝利、0得点のボローニャ「壊滅的」
今季就任も白星なく、伊メディアが厳しい評価
元イタリア代表の名ストライカーとして名を馳せたフィリッポ・インザーギ氏は、今季からセリエAのボローニャを率いているが、開幕4戦未勝利でイタリアの“解任第1号”となる危機に瀕している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
インザーギ氏は現役時代にユベントスやACミランで活躍。指導者としてはミランのユースチームからスタートし、元日本代表FW本田圭佑が所属した2014-15シーズンはトップチームも指揮した。しかし、クラブ首脳陣を納得させるだけの結果は残せずに解任。16年から昨季まで、3部相当のヴェネチアを率いて出直ししていた。
そこでの指導が評価されて今季からボローニャを指揮しているが、4試合を終えて1分3敗と勝利がない。しかも、得点はいまだにゼロで5失点と「数字を見れば壊滅的。ピッチ上のプレーも良いわけではない」という厳しい評価が下っている。
すでにクラブは後任候補として14年ブラジル・ワールドカップでイタリア代表を率いたチェーザレ・プランデッリ氏をポールポジションに据えているという。すでにボローニャの試合を2試合スタンド観戦している姿があったとレポートされている。
弟のシモーネ・インザーギ氏は強豪ラツィオを率いて高い評価を得ているが、兄は苦戦している。このままでは不名誉な今季の解任第1号となるピンチに瀕しているが、現役時代に苦境を救うゴールを量産してきたストライカーはチームを立て直すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1