イタリア復権へ セリエA各クラブの今季投資額が540億円を突破

背景にはアジア資本の流入も

  イングランドではマンチェスター・シティがイングランド代表FWラヒーム・スターリング獲得に4400万ポンド以上(約84億円)を掛け、リバプールはベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケに4650万ユーロ(約63億円)を投資した。
 バルセロナは2016年1月まで移籍禁止の処分を受けながらも、トルコ代表MFアルダ・トゥランの獲得に3500万ユーロ(約47億円)を費やした。また、アトレチコがコロンビア代表FWジャクソン・マルチネス獲得に支払ったのも同額といわれている。
 今後、トップ下狂想曲が続いているユベントスなどが、さらに数字を伸ばす可能性もある。ミランやインテルにアジア資本が注入されたことが大きな要因の1つではあるが、セリエのクラブが移籍市場に投資を行う方向にあることは、 イタリアサッカー復権を示す1つの根拠と言えるのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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