主審が頭蓋骨骨折 フットサル選手の“狂気キック”に世界激怒「イカれてる」「刑務所で償うべき」
ブラジルのフットサルリーグで衝撃的な事件が発生 サッカーファンもSNSで怒りの抗議
ブラジルのフットサルリーグで、判定に激怒した選手が主審を小突いて床に倒し、直後に頭部を蹴飛ばして頭蓋骨を骨折させる事件が発生した。主審は病院へ運ばれ、選手も会場で逮捕されるという衝撃の展開となり、ブラジルメディアが報道。その反響は世界中に拡大し、サッカーファンからも「イカれてる」「刑務所で償うべき」と怒りの声が上がっている。
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戦慄のシーンは、2部リーグのフルミネンセ・デ・バイーアとアトレチコ・ブラジリエンセの一戦で生まれた。試合中、ブラジリエンセのアルシオーネ・マルセリーノが判定に対して不満を露わにすると、マーク・ノゲイラ主審に体当たりする形でピッチに押し倒した。すると、無防備な状態にあったノゲイラ主審の頭部を目掛けて、マルセリーノが思い切り右足を振り抜いてキック。頭を蹴られたノゲイラ主審は悶絶し、両軍の選手が入り乱れる一触即発の状況となった。
現地ブラジルメディアがこの出来事を報じると、そのショッキングな映像は世界中に拡散。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「狂気」と伝えれば、ベトナム紙「Nguoi Lao Dong」も「クレイジー」と反応していたが、世界のサッカーファンにも衝撃を与えている。スペイン紙「AS」紙公式ツイッターが、このキックが原因でノゲイラ主審は頭蓋骨に亀裂の骨折を負ったことを伝えると、次々と怒りの声があがった。
「イカれてる」
「この選手に二度とプレーさせてはいけない」
「審判の頭をボールと勘違いしたのか?」
「刑務所で償うべき」
「無期懲役もの」
なかには、「殺人未遂」「犯罪者」と過激なフレーズで糾弾する者もいた。
ノゲイラ氏の弁護士は「負傷は深刻で、生命を脅かす危険性もある」と説明しており、しばらく怪我の経過を観察する見込み。暴行を働いたマルセリーノは会場で逮捕されたが、事情聴取などを受けて数時間後に釈放。26日に法廷に立つ予定となっている。
ブラジルのフットサル公式戦で起きた未曽有の事件。その波紋はしばらく収まりそうにない。