鎌田大地が超絶タッチでデビュー戦初ゴール! 「無類のドリブル」とベルギー紙絶賛
シント=トロイデンで初出場、ドリブルから決勝点を奪取
ベルギー1部シント=トロイデンのMF鎌田大地が現地時間16日のヘント戦に途中出場し、新天地デビュー戦でドリブル突破からシュートを決め、移籍後初ゴールを奪った。この一撃が決勝点となったチームは2-1で勝利した。現地メディアからは「無類のドリブル」などと高い評価を受けている。
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1-1で迎えた後半35分だった。左サイドのペナルティーエリア角でパスを受けた鎌田は、そのままドリブルでボックス内に侵入。滑らかなボールタッチから右足で縦に運んで対峙したDFを置き去りにし、カバーに入った別のDFも左足のキックフェイントで翻弄した。GKと1対1になり、最後は右足で強烈な一撃をゴール右隅に蹴り込んだ。
ベルギー紙「De Standaard」は「日本から来た襲撃者の素晴らしいドリブルがKAAヘントに冷水を浴びせた」と鎌田の活躍に注目。鎌田の鮮やかなタッチは「無類のドリブル」と称賛された。
また、ベルギーメディア「voetbalkrant」は「ヘント戦で見事なデビューも、ダイチ・カマダは謙虚だ」とし、鎌田の試合後のコメントを伝えている。鎌田はゴールについて「祝福? いや、僕は日本人で、僕らはあまりそういうことはしない。嬉しいというよりは安心した。ドイツでは苦しかったけど、このスタートは自信になる」と控えめに語ったという。
鎌田は新天地デビュー戦で初ゴールをマーク。チームの勝利に貢献した。2017年夏に加入したフランクフルトでは望むような出場機会を手にできなかった男が、欧州での新たな一歩を踏み出した。
日本人選手が5人所属するシント=トロイデンでは、そのうち日本代表DF冨安健洋が先発フル出場。後半15分から鎌田、アディショナルタイムに日本代表MF遠藤航が途中出場した。MF関根貴大とDF小池裕太はメンバー外だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)