C・ロナウド初得点のユベントスが開幕4連勝 セリエA初ハットトリック逃すも2ゴール
後半4分にロナウドがこぼれ球を押し込んで先制、20分にはカウンターを仕留めて追加点
ユベントスは16日のリーグ第4節サッスオーロ戦、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドによる待望のセリエA初ゴールを含む2得点で、2-1と勝利して開幕4連勝を飾った。
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代表ウイーク明けでターンオーバーも実施したユベントスだが、9月の代表活動をパスしたロナウドは万全の状態でスタメン出場した。前半から周囲の選手もロナウドに初ゴールをプレゼントしようという動きが目立ったなか、かえってゴール前のスムーズさを欠いてしまう面も見せ、ユベントスは前半のうちに得点できずにスコアレスで折り返した。
それでも後半4分、待望の瞬間が訪れた。右コーナーキックをアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが中央に蹴り込むと、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチがオーバーヘッド気味のやや強引なシュート。これが相手DFに当たり、その後の処理ミスもあってゴールポストに当たったボールをロナウドが難なく蹴り込んだ。
するとロナウドは肩の荷が下りたのか、さらなる一撃を蹴り込む。後半20分、カウンターの局面でドイツ代表MFエムレ・ジャンが中央からボールを持ち運ぶと、得意の左サイド方向にロナウドはプルアウェーの動きを見せた。そこにジャンからパスが届き、ロナウドはワントラップから左足を一閃。逆サイドに突き刺さるシュートを決め、お決まりのジャンプしてのゴールパフォーマンスも飛び出した。
さらに、ロナウドは後半32分にショートコーナーからブラジル代表FWドウグラス・コスタが蹴り込んだクロスを、ファーサイドで完全フリーになって合わせたがわずかに枠外。同37分にはポルトガル代表DFジョアン・カンセロのミドルシュートを相手GKが弾いたところに詰めるも再び枠外とハットトリックのチャンスは逸してしまった。
ユベントスは試合終了間際に1失点をしたものの、2-1で勝利して開幕4連勝。ホームで、ここまで3戦無敗だったサッスオーロを相手に勝利をもぎ取ってミッドウィークに開幕するUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に向けて大きな弾みをつけた。
(FOOTBALL ZONE編集部)