浦和、指揮官不在のなか武藤の“咆哮決勝弾”で勝利 横浜FMは残留争いに本格参戦へ
宇賀神の強烈ミドルが決まって浦和が先制
16日に行われたJ1リーグ第26節の“オリジナル10”同士の一戦、横浜F・マリノスと浦和レッズの対戦は、浦和が2-1でアウェーゲームを制してリーグ4試合ぶりの勝利をモノにした。
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浦和は今節までオズワルド・オリヴェイラ監督がベンチ入り停止処分のため、大槻毅ヘッドコーチがベンチでの指揮を執った。前節のセレッソ大阪戦で負傷交代になったFWファブリシオは全治7カ月と発表され、代役は7月22日の第17節セレッソ戦以来の出場となったMFマルティノス。昨季まで在籍した相手との古巣対決のピッチに送り込んだ。
最初のビッグチャンスは浦和に訪れた。前半9分、右サイドからMF橋岡大樹がファーサイドにクロスを上げると、上手く回り込んだFW興梠慎三がワントラップからシュート。しかし、横浜のGK飯倉大樹が至近距離からのシュートをセーブした。
一方の横浜FMは同20分、日本代表デビューを果たしたばかりのMF天野純が出したスルーパスに右サイドからFW仲川輝人が抜け出し、GK西川周作と1対1に。仲川のシュートは右ゴールポストを叩き、こぼれ球をFW遠藤渓太がプッシュしたが、浦和DF岩波拓也がゴール内に戻ってクリアした。
試合が動いたのは同43分だった。左45度付近でフリーキックを得た浦和はMF武藤雄樹が蹴り込んだがミスキック。しかし、中央で弾かれたボールを拾ったMF宇賀神友弥がペナルティーアーク付近から右足でコースを狙ったシュートを決め、浦和が1-0とリードして折り返した。
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