バルサ監督、“鬼門”で勝利も「ちょっと心配」 開幕4連勝のなか危惧することとは?
敵地でソシエダに2-1と逆転勝利、バルベルデ監督が感じた難しさ
バルセロナは現地時間15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節、レアル・ソシエダとのアウェーマッチに臨み、2-1の逆転勝ちで今季開幕4連勝を飾った。この勝利で早くも単独首位に立ったチームだが、スペイン紙「マルカ」によるとチームを率いるエルネスト・バルベルデ監督は「ちょっとだけ心配している」とのコメントを残している。その理由とは――。
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試合は前半12分、ソシエダのセットプレーからDFアリツ・エルストンドの豪快なシュートが突き刺さり、バルサは分が悪い“鬼門”の敵地アノエタで先制を許す展開に。その後もエースFWリオネル・メッシら攻撃陣がリズムを欠き、後半に入ってもカウンターを何度も浴び、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに救われる場面が目立つなど、決して良い流れではなかった。
しかし後半18分、左CKの混戦からFWルイス・スアレスが右足でねじ込み同点とする。そこからメッシとの連係で途中出場のMFフィリペ・コウチーニョがミドルを放ち、21分にそのCKから今度はFWウスマン・デンベレが勝ち越しゴールを叩き込んで試合をひっくり返した。
「私はちょっと心配したよ。本当に少しだけだけど、それがほとんどのことだ。会場の雰囲気は素晴らしいし、観客もモチベーション十分だったからね」
このように切り出したバルベルデ監督。アノエタでの戦いには非常に難しさを感じていた模様だ。