武藤所属ニューカッスルの補強策は失敗? 放出FWが大活躍、ベニテス監督に逆風も…

ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】

3連敗で18位転落 深刻な得点力不足の一方、今夏放出のミトロビッチが4ゴールと好調

 プレミアリーグのニューカッスルは、日本代表FW武藤嘉紀をはじめタイプの異なる4人のFWを揃えているが、開幕から5試合で得点したのはスペイン人FWホセル(2得点)のみと停滞が続く。ファンからはクラブの補強策に疑問符が付けられているが、ラファエル・ベニテス監督は武藤らへの信頼を強調した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ニューカッスルは現地時間15日のプレミアリーグ第5節でアーセナルと対戦し、1-2で敗れた。チェルシー(1-2)、マンチェスター・シティ(1-2)と強豪との連戦で3連敗。開幕5試合で獲得した勝ち点はわずか「1」で、20チーム中暫定18位に転落した。

 5試合4得点と攻撃陣が迫力不足のなかで注目されているのが、今夏にニューカッスルからフルハムへ完全移籍したセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチの活躍だ。ニューカッスルでは真価を発揮できていなかった24歳のストライカーは、新天地で5試合4得点とコンスタントにゴールを量産。代表戦と合わせ、直近の公式戦5試合で6得点と好調を維持している。

 一方、ニューカッスルのFW陣はホセルが2得点を挙げている以外は不発。新戦力のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンと武藤、FWアヨセ・ペレスも含めた4人で、ミトロビッチ一人に及ばない状況だ。

 ニューカッスルファンからはミトロビッチ放出の判断が間違っていたのでは、と疑問の声も上がるが、ベニテス監督は全く意に介していない様子だ。ミトロビッチの活躍についての質問も受け流した。

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