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バイエルンCEO、司令塔ゲッツェのユベントス移籍を容認姿勢
ルンメニゲ氏「選手が決めるべきだ」
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWマリオ・ゲッツェは、4日のアウディカップでACミラン戦後に移籍を示唆する発言をして注目を集めたが、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが司令塔の去就について「選手次第」と語り、放出を容認する姿勢を示している。イタリアの移籍情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。
「我々とゲッツェの間にはあと2年間の契約がある。彼が何を考えているかは分からない。確かに私は彼のコメントを新聞で読んだ。しかし、最終的には選手が決めるべきことなのだ。ユベントスからのオファー? 届いていないよ」
ゲッツェの去就問題については、司令塔の意向次第とルンメニゲCEOは語った。ゲッツェはミラン戦後に、ペップ・グアルディオラ監督との関係を「この2年間は簡単なものではなかった。何が起こるか見てみよう。僕はありのままを受け入れる。彼がもっと頻繁に声を掛けてくれるか様子を見よう」と語り、信頼を得られていない状況を明かしていた。
ユベントスは新シーズンに向け、背番号10をフランス代表MFポール・ポグバに与えることが発表された。シャルケのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーへも、週明けに再オファーをする見通しだとされている。一方で、ゲッツェの名前も獲得リストの最上位から動いていないとしている。
約1年前にドイツ代表を世界王者に導いた若き天才アタッカーは、バイエルンでのキャリアを継続するのか、イタリア王者に新天地を求めるのか。CEOから移籍を事実上容認されたドイツの司令塔は移籍市場終盤の注目銘柄となっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images