鳥栖トーレス、リバプール時代に英メディア脚光 「気まずい思いをして去る必要なかった」
リバプールでワールドクラスの仲間入りを果たしたトーレス 「なんてプレーヤーなんだ」
今夏からJ1サガン鳥栖に加入した、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは8月末にJリーグ初ゴールを挙げるなど、その実力を徐々に発揮し始めている。英メディア「GIVE ME SPORT」は、そのトーレスが最も輝いたリバプール時代の活躍を称え、スカウサー(リバプールッ子)は当時のことをいつも覚えていると伝えた。
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トーレスはアトレチコ・マドリードの下部組織で育ち、2001年にプロデビューを果たす。その後、19歳の若さでキャプテンを託されるなど、順調にキャリアを積み上げていった。
そして07年にリバプールに移籍すると、ワールドクラスの仲間入りを果たした。加入初年度でいきなりリーグ24ゴールを決め、08年にはバロンドールの最終候補の3人に残るなど、クラブで確固たる地位を築いた。その在籍期間でリーグ102試合出場65ゴールを記録し、絶対的なエースとして本拠地アンフィールドに集まる熱狂的なサポーターの脳裏にその名を刻み込んだ。
記事では、リバプール時代に挙げたゴールのベスト10動画も紹介。「なんてプレーヤーなんだ! トロフィーに恵まれなかったのは残念だが、気まずい思いをして去る必要なんてなかったのは言うまでもない」と当時の活躍を称え、こう綴られている。
「リバプールは06年のFA杯以来メジャーなトロフィーを獲得していないが、例年のように信じられないほどのストライカーを確保している。ケニー・ダルグリッシュ、イアン・ラッシュ、ロビー・ファウラー、マイケル・オーウェン、フェルナンド・トーレス、ルイス・スアレス、そして今はロベルト・フィルミーノ。常にワールドクラスの背番号9に恵まれている。そして、そのカテゴリーの代表格の1人がトーレスだった」