今季好発進のリバプール、独代表フンメルスの「クロップはプレミアを制す」発言に再脚光
ドルトムント時代に黄金期を築いたクロップ監督とフンメルス
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、今季で監督就任4年目を迎える。昨季はリーグ4位に終わったが、今季は開幕から4連勝を飾ってプレミアリーグ制覇の期待も高まっている。そのクロップ監督のドルトムント時代の教え子であるドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン)が、当時口にしていた“予言”が今話題を集めている。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じた。
リバプールは今季、かつてないほどの積極的な大型補強を敢行。開幕から4連勝で勝ち点を積み上げてスタートダッシュに成功した。クロップの戦術も浸透し、課題であった守備も改善。いよいよリーグ制覇への準備が整ったと言えるだろう。
2008年から7年間率いたドルトムントでは、10-11シーズン、11-12シーズンでブンデスリーガ連覇を達成。12-13シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで準優勝し、クラブの黄金期を築いた。
一方、フンメルスも同時期の08年にドルトムントに加入すると、当時19歳の若さでレギュラーの座を勝ち取った。チームのディフェンスリーダーへと成長し、日本代表MF香川真司らとともにクロップ監督から絶大な信頼を置かれていた。
フンメルスは、16年に古巣バイエルン・ミュンヘンに復帰を果たす。その一方で、クロップ監督は、14-15シーズン終盤にドルトムントの指揮官を退任。翌シーズン途中からリバプールの監督に就任した。当時フンメルスは、新たな挑戦を決断した恩師のプレミア制覇をこう予言していた。
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