名将ペップが持論展開! 「史上最高のチーム」、「恋に落ちた選手」とは?
1980年代後半から90年代前半のレアルを最強を分析
現役時代にバルセロナやセリエAのブレシアなどでプレーし、指導者としてバルセロナやバイエルンをリーグ制覇に導いたマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、スペインテレビ局「Movistar+」で元オランダ代表FWヨハン・クライフや元イタリア代表FWロベルト・バッジョについて持論を展開した。
過去にレアル・マドリードでゼネラルマネージャーを務めた経験もある元アルゼンチン代表FWホルヘ・バルダーノ氏のインタビューに応じたグアルディオラ監督。バルセロナに敬意を払いつつ、「失礼ながら、キンタ・デル・ブイトレのレアル・マドリードは私が見てきたなかで最高のチームだった」と語り、1980年代後半から1990年代前半の元スペイン代表FWエミリオ・ブトラゲーニョらが中心となって活躍したレアルを称賛した。
一方で、クライフに話が及ぶと、グアルディオラ監督なりの言葉でオランダのレジェンドに対する思いを語った。
「彼はレイバンのメガネをかけて、そこに存在していた。私はいつも彼が信じていないと述べたことの多くを考えていたけど、彼はそれが事実であると考えさせたんだ。彼は準備の手法がなかったし、他の人がトレーニングの仕方を決めるのを信じていた。だけど、彼はプレーする方法を持っていたんだ。彼はプランBに移行するのではなく、代わりにプランAを強める人だった。全てが新しいものだったよ。彼は常に全てが上手くいっていたから、やることを示すことはしても説明することはなかった。クライフは僕を信じていなかったから、彼は僕を恋に落ちるようにしたんだ」
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