名将ファーガソン、マンU時代に“スコールズの後継者”に指名した選手とは? 

ファーガソン氏は、マンU時代スコールズの後継者として現在シティに在籍するギュンドアンを指名していたことが明らかとなった【写真:Getty Images】
ファーガソン氏は、マンU時代スコールズの後継者として現在シティに在籍するギュンドアンを指名していたことが明らかとなった【写真:Getty Images】

現在シティに在籍するギュンドアンを新たな司令塔として獲得に本腰

 伝説の名将サー・アレックス・ファーガソン氏は、マンチェスター・ユナイテッド時代、司令塔を務めていた元イングランド代表MFポール・スコールズの後継者を現在マンチェスター・シティに在籍するドイツ代表MFイカルイ・ギュンドアンに指名していたことが明らかとなった。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。

 マンチェスター・ユナイテッドを27年間指揮し、13回のプレミアリーグ制覇を含む計38個のタイトルを獲得するなど、クラブの黄金時代を築いた。しかし、2012-13シーズンをもって退任を決断した。

 ファーガソン政権の中核を担ったスコールズも同タイミングで現役引退を表明。伝説的名将と絶対的司令塔の引退は、クラブの一時代に終止符が打たれることになった。

 記事では、ファーガソン氏は晩年を迎えていたスコールズの後釜に当時ドルトムントで躍進を遂げていたギュンドアンの獲得に乗り出していたという。ファーガソン体制でアシスタントコーチを務めていたレネ・ミューレンスティーン氏が明かしている。

「もしファギーが当時と同じチームで続投していたら、より一層のクオリティーとエネルギーを増大させることができていただろうね。我々はドルトムントのギュンドアンを注視していた。ロイスもね。ギュンドアンはスコールズに似ている。ボール保持に長けており、素早く、リズムを作れるからだ」

 ファーガソン氏退任後は、デイビット・モイーズ氏、ルイス・ファン・ハール氏、そして現指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督が後任を務めてきたが、以前ほどの力強さを発揮できていない。また、ギュンドアンが当時宿敵であるシティに移籍してしまったことも痛手となってしまったのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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