FIFA最優秀選手はモドリッチ!? 同胞ラキティッチが推奨「メッシがベストじゃないなら…」

長年代表で名コンビを組むラキティッチ(右)は、FIFA最優秀選手にモドリッチ(左)を推薦している【写真:Getty Images】
長年代表で名コンビを組むラキティッチ(右)は、FIFA最優秀選手にモドリッチ(左)を推薦している【写真:Getty Images】

クロアチア代表で長年共闘する相棒に“一票”「モドリッチの元に行くべきと思う」

 FIFA(国際サッカー連盟)が毎年の最優秀選手や最優秀ゴールなどを表彰する「The Best」の各賞ノミネートが発表され、年間最優秀選手賞の候補はFWクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/ユベントス)、MFルカ・モドリッチ(クロアチア代表/レアル・マドリード)、FWモハメド・サラー(エジプト代表/リバプール)となっている。この三人の中でモドリッチを強く推しているのは、代表で名コンビを組むMFイバン・ラキティッチ(バルセロナ)のようだ。

 スペイン紙「マルカ」のインタビューに応じたラキティッチは、今夏突如噂に挙がったパリ・サンジェルマン(PSG)移籍への噂、そして残留を決断した経緯について説明している。

「僕はどこにいるか気づいたことが特別だったんだ。僕はバルサでプレーできるし、このエンブレムの下でできることは素晴らしいこと。妻と娘もとても幸せだ。チームメイトや監督、ファン、会長のリスペクトを感じるのは最高のことなんだ。(エルネスト・)バルベルデ監督のコミュニケーションや行動には本当に感謝している」

 2014-15シーズンに加入して以来、主力としてプレーするバルサへの愛着が残留の決め手になったことを明かした。それとともに触れたのはモドリッチについてだ。普段はバルサとレアルという宿敵同士でプレーする二人だが、ロシア・ワールドカップでは抜群の連係を見せてクロアチア史上初となる準優勝を成し遂げた。長年にわたって共闘する関係だからこそ、FIFA最優秀選手のノミネートについてはこのように話している。

「メッシが獲得できない個人タイトルがあるんだったら、今季はモドリッチの元に行くべきと間違いなく思うんだ。彼が一番多くの票を得て受賞しても、僕自身は驚かないよ。メッシが“ベスト”じゃないなら、モドリッチじゃないと」

 チームメイトであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがノミネートされていない状況だけに、盟友であるモドリッチを強く推した。果たしてラキティッチが推すモドリッチに、初の個人タイトルは巡ってくるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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