元日本代表FW柿谷もレアル戦で体感、“W杯級”のCLに衝撃「日本とはレベルが違う」
世界最高峰のCLに出場してつかんだ感覚とは? 「日本人でもできることが分かった」
バーゼル移籍1年目の2014-15シーズン、柿谷が残した結果はリーグ戦14試合3ゴール、CL3試合0ゴール。翌年はCL出場を逃し、2016年にC大阪へ復帰した。柿谷にとってのCLは3試合にとどまったが、「俺はできなかったけど、CLに毎年出られるようなクラブでプレーするのは、サッカー人生において名誉なことで、それだけ価値のある大会」と力説。さらに「なんと言っても規模が違う。一種のお祭りみたいに街は騒ぐし、サポーターの熱も高まる」と大会の熱狂ぶりを語った。
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ビッグクラブや世界有数のプレーヤーが出場するCLのレベルについて、柿谷は「ワールドカップ級」と表現しており、日本ではなかなか味わえない経験だったと振り返る。「日本とはレベルが違う」と評し、次のように続けた。
「CLは、日本で言うとACL(アジアチャンピオンズリーグ)のような立ち位置の大会。比べたらいけないかもしれないけど、日本、アジアの大会ももっと発展していって、高いレベルで日本人がプレーできる環境が増えてほしいと思った」
世界の最高峰を知ったストライカーは、確かな手応えを得て古巣へ復帰。昨季は主将としてチームを牽引し、昨季ルヴァンカップと天皇杯の二冠に貢献した。「自分は、CLに出て得る物があって日本に帰ってきた。テレビで見ているような選手と実際に対戦できる。そういう経験は日本人でもできることが分かった」と日本サッカー界の進化も感じ取ったという。だからこそ、柿谷は日本人選手がCLで活躍することを願ってやまない。