元日本代表FW柿谷もレアル戦で体感、“W杯級”のCLに衝撃「日本とはレベルが違う」
レアル戦、平常心を失わずにいられた理由――「真司くんや圭佑くんとかやっていたから」
14年9月16日、CLグループステージ第1節の敵地レアル戦(1-5)でベンチ入りした柿谷は、途中出場でCLデビューを果たした。「驚いたけど、(香川)真司くんや(本田)圭佑くんとかやっていたから」と平常心を失わずにいられたと振り返る。「自分もそういう舞台にやっと来られたか、レアルのような相手と試合ができる環境に来たんだなあ、という気持ちだった」と当時を回想した。
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レアル戦、1-4とリードされた後半19分に投入された柿谷は、積極果敢なドリブルから思い切り良くシュートを放つなどゴールに迫った。しかし、力の差は明らかだったという。
「試合に出れば特別な感情というのはなかったし、実際試合では自分のチームと明らかな力の差があった。途中出場だったけど、ワールドカップ級にレベルの高い戦いだったから、自分として得る物はものすごく大きかった」
結果は1-5という大敗だったが、柿谷にとってはCLの舞台でレアルと対戦した経験は何物にも代えがたい財産となった。その貴重さを知るが故に、こんなアドバイスも送っている。
「日本人でもCLでレアルと対戦した人は数少ないと思うから、試合をしていくなかで、今の若い子たちはCLに出て、活躍するために大きくなっていって欲しいなと思った。俺は24歳で経験したから。20歳ぐらいからそういうCLのような舞台を見たかったなと思った」