英特集「ロシアW杯で移籍を勝ち取った11人」 FW武藤嘉紀、日本戦出場3人も選出

(左から)ベルギー代表MFシャドリ、日本代表FW武藤嘉紀、ベルギー代表MFヴィツェル、コロンビア代表DFミナ、スイス代表MFシャキリ【写真:Getty Images】
(左から)ベルギー代表MFシャドリ、日本代表FW武藤嘉紀、ベルギー代表MFヴィツェル、コロンビア代表DFミナ、スイス代表MFシャキリ【写真:Getty Images】

日本と対戦したベルギー代表ヴィツェルとシャドリ、コロンビア代表ミナがノミネート

 欧州の新シーズンが開幕して約1カ月が経つが、英サッカー専門メディアは「ワールドカップ(W杯)で移籍を勝ち取った11人」と見出しを打って特集し、10点満点の採点を行っている。そのなかで、今夏ニューカッスルに加入した日本代表FW武藤嘉紀も取り上げられている。

 フランスの優勝で幕を閉じたロシアW杯だが、出場選手の移籍組で最も高い評価を得たのはベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルだった。中国1部の天津権健から1800万ポンド(約26億1000万円)でドルトムントに加入。日本代表MF香川真司が出場機会の確保に苦戦するなか、ヴィツェルは初年で中心選手として活躍を見せており、採点は10点中9点となっている。

 また、ロシアW杯16強の日本戦で後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールをマークしたベルギー代表MFナセル・シャドリも取り上げられたが、移籍先のASモナコではまだデビューを果たしていないため採点は省略されている。また、グループリーグ初戦で日本と対戦したコロンビア代表DFジェリー・ミナも、新天地エバートンでは負傷のため未出場であることから採点は見送られている。

 マインツから950万ポンド(約14億円)でニューカッスルに加入した武藤は、7点の評価を受けた。「整理されたパスワークと豊富な運動量は多くのサッカーファンの目を釘付けにし、それが武藤のプレミア参戦にもつながった」と説明。武藤はグループリーグ最終節ポーランド戦のみの出場だったが、ベスト16に進出した日本の一員だったことが移籍の好材料となったと指摘している。

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