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「体幹で日本を元気に」 長友、大儀見を育てた木場トレーナーがライセンス制度を発足
コバトレは現在、ブラジルワールドカップ(W杯)を戦う長友のみならず、大儀見、熊谷紗希らなでしこジャパンの主力や、五輪出場選手も日々取り入れている。その木場氏独自のトレーニングメソッドは、特製のゴムチューブやファンクショナルマットなどを用い、身体の胴体周りのインナーマッスルを重点的に鍛えるものだ。
このメソッドは、J2リーグで首位を独走する湘南も今季から導入し、最近ではトップアスリートのみならず、プロクラブも取り組むようになっている。木場氏は21日に都内で、22日に横浜市内で「スーパーアスリート塾」という“次代の長友”や“大儀見2世”を育成するための子供用トレーニングスクールを開くなど、活動の幅も広げている。
そして、これまでは木場氏以外のトップアスリートに指導できなかった特殊なトレーニング法を未来のプロトレーナー候補生に伝授することで、日本のスポーツ文化とスポーツにおける世界的な競争力を高めていきたいという願いがあるという。
「Koba式体幹バランストレーニング」のライセンスはベーシックから、B(バランス)、A(アスリート)、S(スペシャル)という段階に分かれている。最終的にはマスター認定に合格すると、アスリートにも指導できるほどの技量を手にした証明になる。
先月、東京都江東区の「Koba式体幹バランスライセンス事務局」で行われた説明会には、定員の10倍近い、100人を超える参加希望者が来場していた。木場氏は熱い思いをこう語る。
「25年間のトレーナーとしてのキャリアで蓄積したメソッドを、指導者やトレーナー、治療家の方々と是非とも分かち合いたいと思っています。『体幹で日本を元気に』という大きなテーマで一緒に取り組みましょう」
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
詳しくは、「LEGENDS STADIUM 2014 – FIFAワールドカップ公式動画」まで