「新たなイングランドのC・ロナウド」 2戦連発の20歳FWにサッカーの母国も称賛の嵐
スイス戦で決勝点を挙げたラッシュフォードにサウスゲイト監督も賛辞「特別な才能」
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)は、9月シリーズで2戦連続ゴールをマーク。ギャレス・サウスゲイト監督から称賛を受け、英紙「デイリー・エクスプレス」も「ラッシュフォードは新たなイングランドのクリスティアーノ・ロナウド」と報じている。
現地時間8日のUEFAネーションズリーグ・グループリーグ第1節のスペイン戦に1-2で敗れたイングランドは、11日に国際親善試合でスイス代表と対戦。スコアレスで迎えた後半9分に右サイドからのクロスをファーサイドに走り込んだラッシュフォードがダイレクトボレーで流し込んで決勝ゴール(1-0)を奪った。
記事では、サウスゲイト監督が2試合連続でゴールを奪った20歳のストライカーを「特別な才能を持っている」と絶賛し、その将来性に太鼓判を押した模様を伝えている。
「(主将の)ハリー・ケインでさえ当時の年齢では、トットナムでほとんどプレーできていなかったことを思い出さなくてはならない。他のトッププレーヤーと比較しても同様だろう。ロナウドも同じ年齢で傑出していたが、それでも同じ量のゴールは決めていなかった。我々は引き続き、彼に飛躍していくための時間を与えていく必要がある」
所属するユナイテッドでは定位置確保に苦労しているラッシュフォードだが、ロシア・ワールドカップ(W杯)では28年ぶりのベスト4進出に貢献。イングランドサッカー界の将来を担う逸材には間違いないだろう。
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