今夏去就騒動のドルトムントMFヴァイグル PSG行き浮上も「移籍する気はなかった」
競争激化もファブレ監督の下で充実した日々 「いい感じでやっているよ」
今夏、パリ・サンジェルマン(PSG)移籍が騒がれていたドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、「自分の方にその準備はなかった」と語り、新監督の下、充実した日々を送っていることを窺わせた。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」の内容を、ドイツメディア「WAZ」などが伝えている。
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かつてドルトムントを率いたトーマス・トゥヘル監督から関心が寄せられ、PSGに移籍するのではないかと騒がれていたヴァイグルは、「トゥヘル監督がPSGの新監督になった時から、そういう噂が出るだろうと分かっていた。僕がBVBで彼と良い関係にあったこと、彼が今のレベルに僕を引き上げてくれたことは、誰もが知っているとおりだ」と語った。
当初、ヴァイグルは移籍の報道を気にしていなかったようだ。しかし、その後自分がPSGにイエスと言ったとの噂が報じられ、仲の良い友人からなぜ移籍について話さないのかと問われるようになり、この件に頭を悩ませるようになったという。2021年までドルトムントと契約を結んでいる同選手は、「この夏にBVBを去るという準備は、僕の方にはなかった」と、恩師の下へ行く考えはなかったと明言した。
ただし、ドルトムントは今オフにベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルとデンマーク代表MFトーマス・デラネイを加えており、守備的MFの定位置争いが激しくなっている。内転筋の怪我により夏の間に別メニューでのトレーニングを行っていたヴァイグルは、今季はまだトップチームでの公式戦出場がない。
それでもヴァイグルはルシアン・ファブレ新監督の下、自分がさらなる成長を続けていけると考えているようだ。「練習で自分のポジションをやっていると、とても気持ち良く感じるんだ。自分に何が求められているかは分かっているけど、自由もある。ファブレ監督の下、いい感じでやっているよ」と、充実した様子を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)