ミランのFWニアングが右足骨折 移籍戦略にも影響か
負傷者が続出のアウディ杯
ACミランのU-21フランス代表FWエムベイエ・ニアングが4日の親善試合アウディカップのバイエルン・ミュンヘン戦(0-3で敗戦)で、右足甲部分の第五中足骨を骨折。長期離脱を余儀なくされることになった。クラブが公式サイトで発表したもの。
昨季後半戦にジェノアで武者修行し、結果を出して戻ってきたニアングは2019年まで契約を延長。大型補強を敢行したチームでは今季の選手登録枠が25人となったために、前線のリストラの必要性が浮上する中、「僕は出て行けと言われていない」と語っていた。活躍が期待されていたが、後半途中出場したバイエルン戦で負傷交代となった。
クラブは「数日中に治療の方針と回復時間が決まる」と発表。手術と長期離脱が余儀なくされたため、日本代表FW本田圭佑を含めたクラブの人員整理に大きな影響を与える可能性もある。ミランは5日のアウディ杯3位決定戦のトットナム戦でも、主将のイタリア代表MFリカルド・モントリーボが頭部の負傷で病院に搬送された。コロンビア代表FWカルロス・バッカらの大型補強にもかかわらず、他リーグの強豪と地力の差を見せ付けられる格好となったアウディ杯。ミランは故障者続出という痛恨の事態にも見舞われている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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