元レアル監督、FIFA年間MVPにモドリッチを推薦 「逃したとすればスキャンダラス」

FIFA年間MVPはC・ロナウドとモドリッチの一騎打ち? レアルOBバルダーノ氏が援護射撃
今月24日に昨季のFIFA年間最優秀選手賞の発表が予定され、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの一騎打ちと目されるなか、レアルOBで元アルゼンチン代表FWホルヘ・バルダーノ氏がモドリッチに“援護射撃”を行っている。
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ロナウドは今夏にレアルからユベントスへ移籍したが、レアルの選手としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に貢献しており、その条件はモドリッチと同様だ。スペインメディア「オンダ・セロ」に対して、かつてレアルでプレーし、監督やSDも歴任したバルダーノ氏は、ワールドカップ(W杯)で同国史上初の準優勝という偉業を成し遂げたモドリッチが受賞すべきだと強調している。
「もしモドリッチが年間最優秀選手に与えられる賞を逃したとすれば、それは不公平でスキャンダラスなことだ。しかし、このようなことには前例がある。2010年にはスペインがW杯を優勝したのにもかかわらず、シャビもイニエスタも受賞できなかった」
バルダーノ氏が指摘した2010年には、南アフリカW杯でスペインが初優勝。MFシャビとMFアンドレス・イニエスタは中心的な存在として活躍し、当時所属のバルセロナではCLで4強に進出。しかし、この賞を受賞したのは同じバルセロナのFWリオネル・メッシで、アルゼンチン代表はW杯8強で敗退していた。
ロナウドが選出されたポルトガルは今夏のロシアW杯で16強敗退となった一方、モドリッチが主力としてプレーしたクロアチアは準優勝を飾り、クラブレベルで共闘した二人はW杯での成績に大きな差がついている。先日発表された欧州最優秀選手賞はモドリッチが受賞したが、続く年間MVPの称号はどちらの選手が手にするのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)