4-3-3に「ゲッツェの居場所なし」とドルトムント監督明言 香川は次戦もベンチ外か

ドルトムントのMFゲッツェ(左)、MF香川真司(右)【写真:Getty Images】
ドルトムントのMFゲッツェ(左)、MF香川真司(右)【写真:Getty Images】

米メディア指摘 「ファブレはゲッツェと香川の居場所を見つけられていない」

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、ブンデスリーガ開幕から2試合連続の出番なしで、ベンチを温め続けている。今夏就任したルシアン・ファブレ新監督も、チームにとっての最適解を探っている状況と認めたうえで、現在の4-3-3システムには背番号10の居場所がないと認めている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

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 今季からドルトムントで指揮を執るファブレ監督は、ここまで3人のセントラルMFを中盤に配置する4-3-3を基本システムとしている。

 同じシステムで戦っていたトーマス・トゥヘル元監督やペーター・ボス元監督、そしてペーター・シュテーガー前監督は日本代表MF香川真司やゲッツェなど、よりFWに近い位置でのプレーを好むクリエィティブな選手を好んで起用していた。しかし、ファブレ監督はフィジカル能力に優れた新加入のベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルやデンマーク代表MFトーマス・デラネイ、ドイツ人MFマフムード・ダフードを重用している。

 指揮官は「我々はまだベストなシステムを探しているところだ。どのシステムで、どの選手が上手く機能するのか学ばなくてはならない」と語り、現時点でのレギュラーが今後も不動ではないことを強調している。とはいえ、4-3-3システムではゲッツェの居場所が見つからないことも認めている。

「マリオ・ゲッツェはセントラルMFでプレーできる。4-3-3でもプレーはできるが、このシステムでは高いフィジカル能力や運動能力が求められる。だから、我々は3人の純粋なミッドフィールダーでプレーしている。もう一度言う。彼もこのポジションでプレーできるが、このポジションは我々が最も多くの選手を抱えているポジションでもあるんだ」

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