アーセナル未完の天才MF またも骨折発覚で全治2カ月

故障を繰り返す背番号10

 アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが左足の腓骨亀裂骨折で全治約2カ月の離脱となることが分かった。英「BBC」が報じている。
 度重なる故障に苦しんできたガナーズの未完の天才が再び故障に見舞われている。ウィルシャーは今月2日に昨季プレミア王者チェルシーと戦った、コミュニティー・シールドの前日練習で足首を故障。当初は全治3週間と報じられていたが、度重なる精密検査の結果、亀裂骨折が発覚した。今季のリーグ開幕戦のみならず、9月に行われるイングランド代表での欧州選手権予選サンマリノ戦とスイス戦も欠場となる見込みだという。
 ウィルシャーは、昨季故障で3カ月以上離脱。2011年シーズンから合計すると、1年以上を故障でピッチから遠ざかっているという。
 センスと技術を兼ね備えるイングランド代表の司令塔だが、あまりの故障の多さから伝説的ロックバンド、オアシスの元リーダーで熱狂的なマンチェスター・シティサポーターとしても知られるノエル・ギャラガーから禁煙と禁酒の勧めを受けていたばかり。骨折は不運なアクシデントだが、背番号「10」は故障の連鎖からなかなか抜け出せずにいる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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