堂安の“指数本分”のループシュートに海外注目 「王冠を授けられる寸前だったが…」
A代表初出場の堂安、デビュー戦ゴールに迫るもお預けに
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は11日の国際親善試合コスタリカ戦に先発出場し、A代表デビュー戦で好パフォーマンスを披露するも初ゴールにはあと一歩届かなかった。海外メディアも、デビュー弾まで「指数本分」に迫ったと報じている。
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森保一監督の初陣となった日本代表が、3-0と快勝を収めたこの試合。攻撃的なポジションには堂安に加えてMF南野拓実(ザルツブルク)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)ら若きアタッカー陣が並び、フレッシュな顔ぶれが躍動した。前半にオウンゴールから1点を先制すると、後半21分に南野がペナルティーエリア内での反転シュートから追加点。さらに同アディショナルタイムには、途中出場のMF伊東純也(柏レイソル)がドリブル突破からシュートを叩き込んだ。
堂安にも決定的なチャンスは訪れていた。後半14分、FW小林悠のスルーパスに反応してボックス内に侵入すると、相手GKのタイミングをずらすループシュートでゴールを狙うも、相手GKに当たったボールはゴールラインの手前で相手DFにクリアされた。さらにその5分後には、右サイドからペナルティーエリア内に侵入。こぼれ球を拾うとキレのあるドリブルで相手DFをかわし、利き足とは逆の右足でシュートを放ったがゴール左へわずかに外れた。
オランダ地元テレビ局「RTV Noord」は、「堂安、デビュー戦でゴールならず」と見出しを打って紹介すると、「堂安はほとんど王冠を授けられる寸前だったが、ゴールラインまで指数本分届かなかった」と、あと一歩の際どいシュートであったことを強調していた。
古巣ガンバ大阪の本拠地パナソニックスタジアム吹田での開催だったこともあり、ゴールを奪うことに執念を燃やしていた堂安。デビュー戦での初得点こそ奪えなかったものの、観る者に強烈なインパクトを与えたようだ。