ルーマニア英雄の息子が“父超え級”の直接CK弾で反響 「惚れ惚れする」「ワンダー」

U-21ルーマニア代表のMFヤニス・ハジ【写真:Getty Images】
U-21ルーマニア代表のMFヤニス・ハジ【写真:Getty Images】

ヤニス・ハジがCKから直接ネットを揺らすスーパーゴール

 ルーマニアの伝説的MFゲオルゲ・ハジ氏の息子で、U-21ルーマニア代表のMFヤニス・ハジ(ヴィトルル・コンスタンツァ)が現地時間11日のU-21ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(2-0)でCKから直接ネットを揺らすスーパーゴールを決めた。

 ハジのスーパーゴールが生まれたのは、U-21欧州選手権予選のルーマニア対ボスニア・ヘルツェゴビナの一戦。1-0とルーマニアがリードで迎えた後半25分だった。

 左CKのキッカーを務めたのがハジ。右足でインスイングのキックをゴール前に送ると、ボールは鋭く曲がり、GKの頭上を越えて反対側のサイドネットを揺らした。このスーパーな一撃に海外メディアも反応。英紙「デイリー・メール」は「ゲオルゲ・ハジの息子、ヤニスがコーナーからワンダーゴールを決めた」と報じた。

 さらに、「ゲオルゲ・ハジはいくつも素晴らしいゴールを決めたが、彼の息子であるヤニスのこの一撃は、元ルーマニア代表のスターの才能を超えたかも知れない」と驚きをもって報じられている。記事によれば、SNSでは「惚れ惚れするようなゴール」「ヤニスは特別なキャリアを歩んでほしい」と称賛と今後を期待する声があがっているという。

 セリエAのフィオレンティーナでもプレー経験のあるハジ。現在は母国ルーマニアでプロデビューを果たしたヴィトルル・コンスタンツァに戻ってプレーしている。父のように歴史に名を刻む選手へと成長することができるだろうか。

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