韓国で“代表ブーム”再燃 ソン・フンミンは「1年で85試合プレー」と“酷使”指摘も…

本人は「プロとして全力を尽くすのは当然」と意に介さず

 さらに同サイトは「2017-18シーズンは54試合、ロシア・ワールドカップ(W杯)を含む代表戦は19試合を消化した。その後もインターナショナル・チャンピオンズカップなどに出場し、トットナムを離れてからはジャカルタ・アジア大会に6試合出場した。そしてコスタリカ、チリ戦に出場した。彼はこの1年で85試合もプレーしている」と、これまで出場した試合数の多さについて伝えた。

 それでも試合後、ソン・フンミンは「適当にプレーできる試合なんて一つもない。国を代表している試合であれば、特にそうだ。プロとして全力を尽くすのは当然のこと」とコメントしている。

 国内での代表2連戦を終えたソン・フンミンは、ロンドンに向かいトットナムに合流する。同サイトによれば、連戦が続いたソン・フンミンは、大韓サッカー協会とトットナムの合意によって、11月の国際Aマッチには招集しない予定だという。

(金 明昱 / Myung-wook Kim)

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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