【セットプレー検証】森保J、コスタリカ戦で最も“得点の匂い”を感じたキッカーは?

森保J“第一号ゴール”は中島のCKからも本人は「そんなに良いボールだと思わなかった」

<CK内訳(全7本|前半/後半)>
中島翔哉:5本(4/1)
天野 純:2本(0/2)

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森保ジャパンの“第一号ゴール”は前半16分、中島の右CKにDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)が頭で合わせたところ、相手DFに当たってネットを揺らした。ゴールから逃げていく軌道について中島は「そんなに良いボールだとは思わなかったけど、上手く合わせてくれた」と振り返っている。

 中島は残り4本のうち、味方選手に合わせられたのは前半39分の左CKからFW小林悠(川崎フロンターレ)がヘディングシュート(枠外)を放った1本のみ。二つが相手の頭にはね返され、もう一つも相手選手に当たって混戦となり、最後はこぼれ球を拾ったMF南野拓実(ザルツブルク)のシュートが外れている。

 左利きで唯一CKを蹴った天野は、後半39分と同43分の右サイドからの2本を担当。いずれもインスイングの軌道でファーサイドに飛んだが、1本目は落下点に誰もおらず、2本目も南野の左足ダイレクトボレーはミートできずに枠を捉えられなかった。

「(CKは)軸足のところがめちゃくちゃ緩くて、軸がズレて2本目とかすごい上にいってしまった。言い訳じゃないですど(苦笑)、もう少し良いボールが蹴れたと思います」(天野)

 ロシア・ワールドカップメンバーを含めた欧州組が入っての競争が予想される10月以降に、天野、中島、堂安がどれだけ食い込んでいけるか。今後のアピール次第ではプレースキッカーの序列も大きく変わっていきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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