【セットプレー検証】森保J、コスタリカ戦で最も“得点の匂い”を感じたキッカーは?
直接FK16本のうちゴールを意識したトライは中島、堂安、天野の3本
森保一監督率いる新生日本代表は、初陣となった11日の国際親善試合コスタリカ戦で3-0と勝利した。MF堂安律(フローニンゲン)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)の2列目を中心としたスピーディーな攻撃で相手ゴールに迫った一方、一つ焦点を当てたいのがセットプレーのキッカーだ。ロシア・ワールドカップ(W杯)の主力メンバーが不在のなか、今後日本代表の武器となる可能性を示したのは誰なのか。
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日本はコスタリカ戦で直接FK16本、間接FK1本、CK7本を手にした。
<直接FK内訳(全16本|前半/後半)>
中島翔哉:3本(3/0)
青山敏弘:3本(2/1)
堂安 律:3本(1/2)
三浦弦太:3本(3/0)
遠藤 航:1本(0/1)
槙野智章:1本(0/1)
佐々木翔:1本(1/0)
天野 純:1本(0/1)
<間接FK内訳(全1本|前半/後半)>
遠藤 航:1本(1/0)
リスタートや後方からのロングフィードを除くと、ゴールを意識したトライは前半5分の中島、後半34分の堂安、後半41分のMF天野純(横浜F・マリノス)の3本に絞られる。
アタッキングサードの左約30メートルの位置で得た前半5分のFKは、スポットに右の中島、左の堂安が準備。最終的に中島がゴール前にハイボールを蹴り込んだが、コスタリカGKレオネル・モレイラになんなくキャッチされた。
唯一、直接ゴールを狙ったのが堂安だ。後半34分、ペナルティーエリア手前右サイドで獲得したFKのキッカーを志願。壁4枚の上を越えるイメージで左足を振り抜いたが、相手に当たってタッチラインを割った。