“森保イズム”を知るキャプテン青山が宣言 「みんなで強い日本代表を作っていきたい」
遠藤とダブルボランチを組み奮闘 「森保さんの初戦だったので絶対に勝ちたかった」
森保ジャパンの初陣で主将を務めたMF青山敏弘は、11日の国際親善試合コスタリカ戦で3-0の快勝を収めると「森保さんの初戦だったので、絶対に勝ちたいと思って入りました」と、その思いを明かした。
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森保一監督が指導者として最大の実績を残したのは、サンフレッチェ広島でJリーグを3回にわたって頂点に導いたことだった。そして、そのチームの中央にはいつも青山が君臨。まさに“森保イズム”を1から10まで知る男は、A代表指揮官として初陣となった森保監督から主将を託された。それを意気に感じないわけがなかった。
「森保さんの初戦だったので、絶対に勝ちたいと思って入りました」という青山は、MF遠藤航とダブルボランチを組むと、ボール奪取や攻撃参加で前方に進出する役割を担った遠藤の後方でバランスを取った。前線では若手アタッカーが躍動して3得点を挙げ、無失点に抑えた試合に「良いゲームだったのではないですかね」と、手応えがあった。
このコスタリカ戦が初陣となったのは、7日に札幌で予定されていた国際親善試合のチリ戦が中止になったからだった。札幌入りしていた日本とチリの両チームも被災することになったが、青山は「札幌で地震にあって試合もできなかったですし、札幌のみんなを元気にするという思いで戦いました」と、その思いを話している。
ロシア・ワールドカップ(W杯)の戦いを終え、当面の目標は来年1月のアジアカップとなる。森保ジャパンの心臓部を担う青山は「これから新しい日本代表が始まっていくと思います。みんなでまた強い日本代表を作っていきたいと思います」と、チームの進化を力強い言葉で誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部)