スピードスターが存在感! “代表初ゴール”の伊東が笑顔 「結果を出そうと思っていた」
後半40分から出場の柏MF伊東、ドリブルから左足を振り抜いて豪快弾
Jリーグを席巻してきたスピードスターは、その力を日本代表の初ゴールという最高の形で証明した。11日の国際親善試合コスタリカ戦(3-0)で後半40分から出場したMF伊東純也(柏レイソル)は、同アディショナルタイムに豪快な左足シュートを決めた。
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柏で“右の翼”として活躍する伊東にチャンスが訪れたのは、試合終了間際だった。得意の右サイドでボールを受けると、持ち前のスピードを生かして縦に仕掛ける。ゴールライン近くまで進出したがクロスは上げられずスピードダウンしたが、そこから進行方向を斜め後方に切り替えると、そのままドリブルでカットイン。ペナルティーエリア内の右サイドから左足を振り抜き、強烈なショットは相手GKの手を弾いてゴールに突き刺さった。
鮮烈なゴールとなった伊東は「短い時間でも結果を出そうと思っていたので、ゴールできて良かった。仕掛けてシュートで終わろうと思っていたので、得点できて嬉しい」と、笑顔だった。
森保一監督はこの試合で4-4-2システムを採用。伊東の得意とする右アタッカーはオランダで活躍のMF堂安律(フローニンゲン)が先発し、左足を武器に好プレーを見せていた。一方で、伊東は短い時間ながら縦への推進力という自身の持ち味を見せつけている。
伊東が「良い選手が多いので、負けないように頑張りたい」と話したように、2列目は激戦区になることが予想される。短い時間でも決定的な仕事をするという意味で、大きなアピールに成功した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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