日本の“新10番”中島翔哉、左サイドで極上の輝き 「もっと良いプレーができる」
先制点の起点になるなど躍動 「見ている人にも楽しいサッカーがしたい」
ポルティモネンセのMF中島翔哉は、日本代表の背番号「10」を背負って躍動した。11日のコスタリカ戦に左サイドMFで先発出場し、先制ゴールの起点になるなど攻撃陣を牽引。「見ている人にも楽しいサッカーがしたい」と今後の目標を語った。
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森保一監督の下で始動した日本代表。7日に予定されていた札幌でのチリ戦が北海道地震によって中止となり、このコスタリカ戦が初陣となった。新チームの初ゴールをもたらしたのは、サムライブルーの“新10番”の右足だった。
前半16分、右コーナーキックを獲得すると中島が右足でゴール前へ蹴り込んだ。これをA代表デビューのDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)が頭で合わせると、ボールは相手DFブライアン・オビエドに当たってコースが変わり、そのままゴールネットに吸い込まれた。
中島は後半21分にも、中盤から前線へ飛び出したMF遠藤航(シント=トロイデン)にスルーパスを通し、FW南野拓実(ザルツブルク)の代表初ゴールの起点になるなど、3-0の快勝に大きく貢献した。
中島は「初めての試合で勝てて良かったし、もっと良いプレーができるとは思うけど、勝てたのが良かったと思います」と白星発進を振り返った。
今後の目標について聞かれると、中島は「まずはしっかり楽しんで、見ている人にも楽しいサッカーがしたいです」とコメント。ポルトガルで飛躍を遂げたドリブラーが、日本代表の最激戦区とも言われる左サイドで極上の輝きを放っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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