ハリルジャパン主将森重 PK献上とドローに険しい表情

攻撃の精度に課題を語る

 それでも、攻勢を仕掛けて同39分には同点に追いつき、逆転を目指してチームは一進一退の攻防を続けた。
 しかし、あと一点が遠く、逆転につなげることはできなかった。試合後、主将は唇をかみ、こう課題を口にした。
「攻撃の部分でしっかりとボールをつなぐことができなかった。自分たちのミスから危ない場面をつくってしまった。そこは、もっと精度を上げないといけない。勝つためにいい準備をしていきたい」
 連覇の望みは消えた。だが、未勝利のまま日本には帰れないはずだ。森重は最終戦の中国戦で初勝利に心血を注ぐ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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