ハリルジャパン主将森重 PK献上とドローに険しい表情

「初戦よりも組織的に戦えた」

 日本代表は5日、東アジア杯2戦目の韓国戦で1-1で引き分けて連覇の夢がついえた。主将のDF森重真人(FC東京)は試合直後に開口一番、「勝ちたかったというのが今の一番の気持ち」と言い放った。
 北朝鮮戦で2失点し、初戦を落とした。そこから中2日。守備の建て直しに多くの時間を割いたという。
「一試合目の課題をみんなで話し合い、初戦よりも組織的に戦えたと思う」
 しかし、連覇に向けて勝利が必要だったこの試合で、主将自らが不運にも痛恨のPKを与えてしまった。その場面は、前半25分。左サイドから上げられたクロスに相手MFキム・ミヌ(鳥栖)と競り合うと、ボールが森重の左腕に当たる。次の瞬間、主審はペナルティースポットを指さして笛を鳴らした。それを元チームメートのMFチャン・ヒョンス(広州富力)に決められて貴重な先制点を奪われてしまった。

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