森保ジャパン、初陣コスタリカ戦は1-0で後半へ 記念すべき初得点は“オウンゴール”
前半16分、セットプレーから佐々木がコースを変えたボールが相手DFに当たって得点
森保一監督率いる新生日本代表は11日、国際親善試合コスタリカ戦で初陣を迎えた。立ち上がりから相手を押し込んでいくなか、前半16分にセットプレーから相手のオウンゴールで先制。そのリードを保ったまま、1-0で前半を折り返した。
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6日午前3時過ぎの北海道地震により、急きょ7日の国際親善試合チリ戦(札幌ドーム)が中止。コスタリカ戦で“4日遅れ”の初陣を迎えた。
森保監督はサンフレッチェ広島の監督時代にメインシステムとした3-4-2-1ではなく、札幌合宿の紅白戦でテストした4-4-2を採用。守護神は東口順昭、最終ラインはCBに槙野智章と三浦弦太、SBには室屋成と代表デビューとなる佐々木翔が入った。中盤はキャプテンの青山敏弘と遠藤航がボランチでコンビを形成。2列目は代表デビューの堂安律、中島翔哉が並び、最前線には小林悠と南野拓実が起用された。
日本は立ち上がりからプレッシャーをかけ、コスタリカを押し込んでいく。前半7分には、堂安と小林のワンツーに連動して室屋が右サイドを駆け上がり、チャンスを創出。クロスは相手に阻まれたが、練習からトライしてきた1タッチでのコンビネーションを見せた。
先に決定機を迎えたのはコスタリカ。前半12分にはロングパスのこぼれ球を拾われると、MFランダル・レアルにペナルティーエリア内に侵入されてピンチを迎えたが、守備陣の体を張ったディフェンスでなんとか凌いだ。
スコアが動いたのは前半16分だった。右CKを獲得した日本は中島がキッカーを担当。中央で佐々木が頭で合わせると、ボールはコスタリカのDFブライアン・オビエドに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。会場では一度佐々木のゴールとアナウンスがあったが、すぐにオウンゴールに訂正され、森保ジャパン初ゴールは思わぬ形で生まれた。
その後も日本は小林がコスタリカの最終ラインの裏を狙い、最終ラインやボランチが積極的に縦パスを入れていく。同37分には遠藤の縦パスから小林が胸で落とし、南野が右足ダイレクトボレーで強烈な一撃を放ったが、GKの好守に阻まれ2点目のゴールは生まれず。オウンゴールで手にした1点のリードを保ったまま、前半を折り返した。
(FOOTBALL ZONE編集部)