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“新人監督”ジェラードは「上手くやっている」 古巣リバプール監督が手腕を評価
今季からレンジャーズを指揮、クロップ監督は「素晴らしい」と称賛
リバプールの指揮官であるユルゲン・クロップ監督は、今季からスコットランドリーグのレンジャーズを指揮しているクラブのレジェンドである元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードの、監督としてのスタートを「素晴らしい」と称賛した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
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ジェラードは今夏にリバプールのU-18のコーチを退任し、レンジャーズの監督に就任。すでにUEFAヨーロッパリーグでクラブとして2010-11シーズン以来となる本選出場を確定させるなど、指揮官として好スタートを切っている。
そんなジェラードの歩みを見守っているのが、古巣リバプールを率いるクロップ監督だ。レンジャーズにはリバプールからレンタル移籍している選手が3人いることもあって、レンジャーズの戦いを気にしていることを明かした。
「スティーブンの下には3人の選手がいるので、私はいくつかの試合を見ている。彼は上手くやっているし、レンジャーズのサポーターが何を期待しているか分からないが、実際にスタートは素晴らしかったと思う」
レンジャーズは2日に行われたリーグ第4節で、宿敵セルティックとの“オールドファーム・ダービー”に0-1で敗戦。今季初黒星を喫して、1勝2分1敗の7位に転落したが、クロップ監督は問題がないことを強調する。
「その後セルティックに敗れて『なんてことだ』となったが、セルティックはリーグのトップチームだ。セルティックはここ数年のように50~60%の保持率ではなかったので、近づいてきていると思うし、それは彼らがいつか勝利をつかむ方法だよ。これは彼の仕事ではあるが、より良くなるだろうし、良いサッカーだよ。ヨーロッパでの戦いは素晴らしかったし、彼らは良いチームを作っている。さらに成長しなければならないね」
このようにジェラード監督の手腕を評価したクロップ監督。38歳の“ルーキー監督”が今季、どのような成果を収められるのか、世界の多くのサッカーファンが注目しているはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)