アーセナル“守護神争い”に元英代表GKが持論 新加入の独代表GKには「辛抱強さが必要」
クラブOBのシーマン氏はチェフを支持 「何も間違ったことをしていない」
アーセナルは夏の移籍市場でレバークーゼンからドイツ代表GKベルント・レノを獲得し、GKの選手層に厚みを加えた。元チェコ代表GKペトル・チェフが不動の地位を築いている状況で、クラブOBの元イングランド代表GKデイビッド・シーマン氏は「チェフは何も間違ったことをしていない」「(レノは)辛抱強さが必要」と守護神争いについて言及した。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
昨季は、これまでになかったようなミスが目立つなど、チェフに対して衰えを指摘する声もあった。しかし、ウナイ・エメリ監督を迎えた今季も、開幕から4試合連続でスタメン起用されている。期待のレノはまだ1試合もピッチに立っていない。
ドイツ代表にも名を連ねるレノがベンチという状況だが、クラブOBのシーマン氏は加入1年目でプレミア初挑戦の26歳にとっては我慢の時期だと話す。
「彼の獲得には多額のお金がかかったけど、それがすんなりとチームに入れるということを意味するわけではない。彼には辛抱強さが必要だ」
シーマン氏はレノにエールを送ったうえで、「ペトル・チェフは何も間違ったことをしていない。ボックス外でボールを扱うプレーにも適応している」と、現時点ではチェフがレギュラーにふさわしいと主張した。
「フットボールでは我慢しなければならない時がある。私にも過去にそういうことがあったから分かる。レノは自分の時間が来るのを待つ必要がある」
今後もチェフがレギュラーを守るのか。それともレノの台頭はあるのか。アーセナルの守護神争いに今後も注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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