「変わったなと…」 森保J“第3のリーダー”が自らに設定、中心選手になるための鍵は?
主将の青山、ムードメーカーの槙野に次ぐ存在へ「僕も声を出すほう」
もっとも、すでにA代表で12試合に出場してW杯メンバーにも名を連ねた遠藤は、今後の日本代表で主力を担っていかなければならない存在の一人だ。キャプテンの青山、浦和で同僚だった槙野を中心とするなかでも若手を率先して支えてきた。冒頭15分のみの公開だったコスタリカ戦前日の練習でも、青山と槙野の二人に並んで先頭を走る姿があった。
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「キャプテンのアオくん(青山)も声を出して先頭に立ってくれている。槙野くんも含めて、僕も練習中は声を出すほうかな、と。その3人が多いと思います」
クラブシーンで、かねてから希望していたボランチでプレーするようになったことで、代表でのさらなるステップアップにも手応えを感じているようだ。
「中盤でやりたいとずっと言っていますけど、中盤でプレーするということはつまり、守備だけではなく攻守に関わる選手でないと世界で戦えない。総合力を上げるというか、自分の良さを出しながら何でもできるようにしていかないと、中盤での中心的な選手にはなれないと思います。今所属クラブで中盤で(試合に)出られているというのは、そこ(代表でのスタメン定着)に少し近づいているのかな、と」
リオ五輪世代の主将から、A代表のリーダー格へ――。25歳の万能戦士が新たな領域に足を踏み入れようとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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