乾貴士&柴崎岳の“存在感”にリーガ関係者も期待 「市場価値を拡大する契機に…」

ベティスMF乾貴士(左)、ヘタフェMF柴崎岳(右)【写真:Getty Images】
ベティスMF乾貴士(左)、ヘタフェMF柴崎岳(右)【写真:Getty Images】

スペイン紙が世界各国でのリーガ人気の上昇を特集

 リーガ・エスパニョーラはバルセロナとレアル・マドリードの永遠のライバル対決に加え、闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコ・マドリードも2強に食い込む存在となるなど活況を呈している。そのなかで、ここ数年で国際的な人気も獲得しているという。

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 スペイン紙「マルカ」は世界各国での人気上昇を特集しているが、リーガの担当者はMF乾貴士(ベティス)、MF柴崎岳(ヘタフェ)の存在により、日本での注目度アップに目をつけているようだ。

 リーガは現在84の国々で中継されている。全世界の人気リーグと言えば、頂点はイングランドのプレミアリーグだが、2015年には海外でのテレビ放映権が2億2000万ユーロ(約283億円)だったのが、現在は9億ユーロ(約1160億円)にまで跳ね上がっているのだという。リーガの事務所はニューヨーク、メキシコ、南アフリカ、ナイジェリア、ブリュッセル、ドバイ、シンガポール、インド、中国と計9つあり、東南アジアを含めた国際化路線を推し進めている。

 これはひとえにFWリオネル・メッシら擁するバルサ、そしてFWクリスティアーノ・ロナウドこそ退団したもののDFセルヒオ・ラモス、MFルカ・モドリッチ、FWギャレス・ベイルと各国スターを擁するレアルの存在が大きいのは間違いない。そのなかで、リーガの国際担当ディレクターのオスカル・マジョ氏は、「成長と競争を続けるために拡大路線を取らなければ」と話すとともに、別の市場価値を見つけているのだという。

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