日本を牽引する「魅惑の2列目」 堂安、中島、南野…アピールに成功するのは?
森保ジャパン初陣のポイントは、2列目にひしめく"個"で局面を打開できるタレント
森保一監督率いる新生日本代表は、北海道地震で7日の国際親善試合チリ戦が急きょ中止となったなか、11日に国際親善試合コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)で待望の初陣を迎える。ロシア・ワールドカップ(W杯)出場組は4人と若手主体のメンバーが招集された陣容で目を引くのが、新進気鋭のアタッカーが揃う2列目だ。代表定着へアピールし、攻撃のアクセントとなる存在になれるか注目が集まる。
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札幌合宿では、中止になった7日のチリ戦に代わって11対11の紅白戦を2本(1本目が35分、2本目が約20分)実施。ビブスあり組、ビブスなし組ともに4-4-2が採用された。大阪移動後の初練習となった9日も、冒頭15分以外は非公開ながら「前と変わらず(4バック)」(MF伊東純也)、「一個前もやって、自分のポジションに戻った」(MF天野純)という選手の言葉から、4-2-3-1を試しながらの紅白戦が行われた模様だ。
森保監督は3バックと4バックを併用すると見られるが、3バックであればシャドー、4バックであれば2列目にあたるポジションには、MF堂安律(フローニンゲン)やMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)と一芸を持った”個”で局面を打開できるタレントが多く揃っている。
一緒にプレーする選手たちもその頼もしさを実感しているようで、FW小林悠(川崎フロンターレ)が「2列目に技術が高い、すごく良い選手がいる」と称えれば、主将のMF青山敏弘は「個で戦わないといけない海外組は非常に心強い」と話している。