ミランがセスク獲得に自信あり? チェルシーとの“縁”生かし、冬に再び獲得へ動くか
今夏のバカヨコ獲得で生まれたつながりで、セスク獲りを画策と伊紙が報道
ミランが冬の移籍市場で、再びチェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスの獲得を試みる可能性があるようだ。
セスクをアーセナル時代から追っており、これまで何度も獲得に動きながら実らなかったミラン。しかし、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」によると、ミラン側はセスクを追うにあたり、良いポジションにつけていると感じているらしい。今夏の移籍市場での“ビジネス”によってチェルシーとの“つながり”ができており、これを生かそうという目論見のようだ。
ミランは今夏、チェルシーからフランス代表MFティエムエ・バカヨコを期限付き移籍で獲得し、来夏には完全移籍での獲得も可能となっている。両者はこのトランスファーで良い関係を築いており、ミランはその“縁”を生かしてセスク引き抜きに動きたいのだという。
セスクはチェルシーとの契約が来年6月末で満了予定となっており、1月からは獲得を希望する他クラブとの交渉が自由にできるようになる。
アントニオ・コンテ前監督の下では構想になかなか入れず苦労し、その際もミラン移籍の噂が出ていたセスク。今季はマウリツィオ・サッリ監督が就任したことで、ようやく苦しい日々に終止符かと思われたが、今度は膝を痛めて開幕から出遅れ、いまだイングランド・プレミアリーグの出場がない。
現在チェルシーの中盤では、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチ、イタリア代表MFジョルジーニョが起用されており、セスクは一日も早くコンディションをフィットさせる必要がある状況だ。このままポジション争いでの序列を上げられず、起用されない日々が続いた場合は、移籍も視野に入ってくるだろう。ミランは“念願成就”に向け、その時を待っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)