日本代表DF槙野の言葉から紐解く 森保ジャパンのポジション別“志向ガイドブック”
最終ラインは3バックと4バックを併用するなか、「前への意識」は共通
森保一監督率いる新生日本代表は、11日の国際親善試合コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)で初陣を迎える。6日未明に起きた北海道地震の影響で、7日の国際親善試合チリ戦は急きょ中止となり、ここまで実戦形式の11対11が公開されたのは紅白戦の1回のみ。スタイルはまだベールに包まれている部分が多いが、バヒド・ハリルホジッチ元監督や西野朗前監督の時代を知り、ロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場したDF槙野智章(浦和レッズ)の言葉から、“森保カラー”の真相を探った。
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数少ない“ロシアW杯組”の槙野は、今回のDF登録8選手の中で最年長にして代表キャップ数も最多。そんな31歳のディフェンスリーダーは、キャプテンのMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)、FW浅野拓磨(ハノーファー)と並んで森保監督をよく知る存在の一人だ。2007年のU-20W杯、広島時代(07年9月~09年12月)、そしてロシアW杯と選手とコーチの関係で意思疎通を図ってきた。
6日未明に起きた北海道地震の影響で、7日の国際親善試合チリ戦が急きょ中止。代わりに行われた11対11の紅白戦を除いては、森保監督が植えつけようとしているチームとしてのサッカーを目にできる機会はなく、そのスタイルはまだベールに包まれている。そんななか、冒頭15分のみの公開だった9日の練習後、槙野は各ポジションに「言われていること」を明かしている。
今キャンプでは3バックと4バックを併用しているが、「前への意識」は共通しているという。