日本代表FKキッカー、森保Jで最もふさわしい選手は? 最右翼は初招集のレフティー

「リーグ戦で2点決めていて、チャンスがあったら決めたい」

 天野自身、代表で5年間直接FKでのゴールが生まれていないことを知ると、「そんなに決まっていないんですか?」と驚きを示しつつ、自信をのぞかせている。

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「FKは自分の一番の持ち味だし、リーグ戦で2点決めていて、自信を持って蹴られている。他の選手よりは一発があるほう。チャンスがあったら決めたいですね」

 フローニンゲンでCKを任されることもあるMF堂安律はオランダ移籍後直接FKでのゴールはなく、長短のパスの精度に定評のあるキャプテンのMF青山敏弘も、所属するサンフレッチェ広島ではキッカーを他の選手に任せている。様々な局面から適性を探っても、ことFKキッカーに関しては天野が一番手に最も近い存在と言っても過言ではない。

 コスタリカ戦の先発出場は定かではないが、堂安やMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF伊東純也(柏レイソル)ら個で勝負できる選手が多い分、ペナルティーエリア付近でのFK数が増える可能性は大。そこで天野が直接FKでゴールを決めることができれば、日本代表待望の“飛び道具”として重宝されていくことになるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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