ドルトムント、ロシアW杯でドイツ撃破のメキシコ代表FWロサーノ争奪戦に参戦か
PSVのメキシコ代表FWロサーノの獲得画策 数々のビッグクラブも注目
今夏、スペイン代表FWパコ・アルカセルをバルセロナからレンタルで獲得し、念願のストライカーを確保したドルトムントだが、今度はPSVに所属するメキシコ代表FWアービング・ロサーノを狙っている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が伝えた。
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ロサーノと言えば、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)にメキシコ代表として出場。グループリーグ初戦でドイツと対戦し、名手マヌエル・ノイアーからゴールを奪い、1-0と金星を挙げた。
現在23歳のロサーノを追っているというドルトムントだが、競争は熾烈なようだ。昨季オランダ1部でチーム最多17ゴールと活躍し、今季も4試合で2ゴール2アシストと結果を残すメキシコの新星には、インテル、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、アトレチコ・マドリードといったビッグクラブが目をつけているのだ。
ロサーノはPSVと2023年まで契約を結んでおり、オランダメディアによれば移籍金はおよそ5000万ユーロ(約64億円)だという。ロサーノ争奪戦に加わったと目されるドルトムントだが、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルらを積極補強し、現在の陣容は30人近くに膨れ上がっている。今夏は人員整理の必要性が叫ばれていたなか、MFセバスティアン・ローデ、DFジェレミー・トルヤン、MFデニス・ブルニッチ、FWアレクサンデル・イサクと並んで、日本代表MF香川真司も放出候補と目されていた。
しかし、移籍が成立したのはトルコ代表MFヌリ・シャヒン(→ブレーメン)のみ。ミヒャエル・ツォルクSDはドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」に対して、移籍市場最終日まで選手売却に動いていたものの、失敗に終わったことを明かしている。
ロサーノを獲得できれば前線の層は厚くなるものの、ただでさえ大所帯となっているドルトムント。補強と放出のバランスを取りながら、チーム力アップを図っていく。
(FOOTBALL ZONE編集部)