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伊代表FWバロテッリを知将サッキも批判 「知性こそがサッカー選手のエンジン」
ネーションズカップ初戦ポーランド戦で先発したバロテッリだが低調な出来で交代
イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、先発出場した現地時間7日のUEFAネーションズリーグ初戦ポーランド戦で低調な出来に終わり、現地メディアの大酷評を浴びた。かつてイタリア代表を率いた名将アリゴ・サッキ氏は、「知性こそがサッカー選手のエンジン」と厳しい言葉を投げかけている。
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バロテッリは4-3-3システムのトップに入ったが、ほとんどボールに絡めないまま後半16分に交代となった。現地メディアの採点記事では「行方不明という言葉がピッタリ」「やったことはスタンドにシュートを打ちこんだだけ」と指摘。試合は1-1の引き分けも、イタリアのサッカー番組「ラジオ・ディージェイ」に出演したサッキ氏は批判の言葉を残した。
「サッカーというのはチームスポーツであり、知性は足に勝る。つまり、選手を選ぶ時には最初に知性があるかどうかで決めなければいけない。協調性、情熱、プロフェッショナリズムが必要だ。誰もが1台の車のようなものだが、車を動かすにはエンジンが必要だ。そして、知性こそがサッカー選手のエンジンであり、そこには情熱やプロフェッショナリズムも含まれる。つまり、チームスピリットというのは、立派な大人たちの集団によって生まれるということだ」
かつてイタリア代表を率い、ACミランの監督時代にはプレッシングサッカーで革命を起こした知将はこう語った。知性なき者はサッカー選手に非ずと言わんばかりの鋭い舌鋒でストライカーを痛烈に批判している。
イタリアはこのインターナショナル・マッチウィーク中に、ポルトガル代表との試合も組んでいる。次の試合ではベンチスタートが濃厚と見られるバロテッリは、知将サッキの批判を跳ね返すだけのプレーを見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)