チェルシー監督、母国イタリア人CB獲得を熱望 冬の移籍市場でミラン勢に照準か
サッリ監督が求めるイタリア人CB ミランのロマニョーリとカルダラが補強候補に浮上
今季からチェルシーを率いているマウリツィオ・サッリ監督は、センターバックに母国イタリアの選手を求め、冬の移籍市場でもアタックする見込みだという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
チェルシーは夏の移籍市場で、ユベントスのイタリア代表DFダニエレ・ルガーニの獲得を狙ったが失敗に終わった。サッリ監督はエンポリ時代に指導した愛弟子の獲得をリクエストしたものの、その補強は叶わなかった。
それでもサッリ監督は、センターバックに言葉の壁がないイタリア人選手を求めているのだという。冬の移籍市場では、ユベントスからターゲットをACミランに変更してイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリと、イタリア代表DFマッティア・カルダラのコンビに狙いを定めているとした。
その事情は、現在のチーム構成にもあるという。ブラジル代表DFダビド・ルイスと元イングランド代表DFガリー・ケーヒルは今季が契約最終年となっているため、来季以降の戦力として不透明となっている。そのため、来季以降も見据えてイタリア人センターバックを欲する状況が加速しているという。
一方で、ミランは全力で両者の引き抜きを阻止する構えとされているだけに、サッリ監督が求める補強は一筋縄ではいかなそうだ。ミランにとっては両者ともまだ20代半ばと、今後数年間にわたって保有したい戦力だけに、可能な限りの抵抗が予想される。
果たして、プレミアリーグ初挑戦となっているサッリ監督は、母国からの“増援”を冬の移籍市場で得ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1