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スペイン代表次期エース、イングランド戦豪快弾 母国絶賛「別格のパフォーマンス」
スペインMFサウールが同点弾、ネーションズリーグのイングランド戦で2-1逆転勝利
アトレチコ・マドリードのスペイン代表MFサウール・ニゲスは、現地時間8日のUEFAネーションズリーグのイングランド戦(2-1)で先発出場し、前半13分に決めたゴールが逆転勝利の呼び水となった。スペインメディアはこのレフティーの活躍を称賛している。
試合は前半11分、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードのゴールでイングランドが先制。しかし、そのわずか2分後、右サイドを突破したバレンシアFWロドリゴの折返しに合わせたのがサウールだった。利き足とは逆の右足で豪快に蹴り込んでゴールネットを揺さぶった。
同32分にはロドリゴが勝ち越しゴールを奪い、スペインが2-1で逆転勝利を収めたなか、ゴール以外にも攻守に奔走した殊勲のサウールをスペイン紙「マルカ」が絶賛している。
「イエロ(スペイン代表元監督)はなぜワールドカップ(W杯)でサウールを1分たりとも起用しなかったのか説明する必要があるだろう」
サウールの活躍はこのような見出しで報じられた。サウールはフェルナンド・イエロ監督の下で戦ったロシアW杯のスペイン代表メンバー23人に入っていたが、出場機会がないまま大会を終えた。しかし、ルイス・エンリケ監督新体制でリスタートとなったこのネーションズリーグですぐさま活躍を見せている。
「2-1の逆転勝利のなか、彼は同点ゴールを決めただけでなく、ハードワークと格別なボックス・トゥ・ボックスのパフォーマンスを見せた」
サウールの働きぶりは際立っていたと記事では絶賛されている。ベスト16敗退の憂き目を見たロシアW杯でもサウールが出場していれば――。そんな“if”(もし)を思わずにはいられないほどの印象を残したようだ。
23歳のアタッカーは再起を誓う“ラ・ロハ”(赤の意。スペイン代表の愛称)の次期エースとしてファンから大きな期待を背負っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)