ベティスは代表主力の宝庫!? 総キャップ数390に地元紙が「リスクを背負うに値する」と言及
乾やホアキンをはじめ各国代表で経験値を持つ選手が集結「野心的な目標のため強化」
サッカー界はロシア・ワールドカップ(W杯)を終えて最初の国際Aマッチウィークを迎えている。各国の強豪・上位クラブは選手を送り出す側にあるが、MF乾貴士が所属するベティスも各国代表で経験値を持った選手が多いとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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ベティスは今季、乾をはじめポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョ、アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソらを獲得。UEFAヨーロッパリーグを戦ううえで必要な選手陣容を整えた。それによって増えたのは、代表キャップを経験した選手の数だ。
同紙調べのデータによると、トップチームの半分以上選手がA代表経験を1試合以上しており、U-21代表は3人所属している。その内訳は国際的かつ経験値の高い選手が多い。チームの象徴的存在である元スペイン代表MFホアキン・サンチェスは52試合、DFマルク・バルトラは13試合などスペイン代表に招集された4選手とともに、最も代表として戦ったのはメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードで、なんと149試合を戦っている。
その他の選手も数多くカルバーリョは47試合、DFエッサ・マンディとMFリヤド・ブデブズはアルジェリア代表でそれぞれ40試合と25試合、もちろん乾も31試合と豊富なキャップ数を持っている選手として挙げられている。
彼ら代表経験のある選手の総キャップ数を総合すると、390を超える。同紙は「国の威信を懸けたトップでの試合での経験を持つ選手が増えたことは、ベティスが野心的な目標のために強化された。ただ多くの代表選手を抱え、FIFAによる日程で(キケ・)セティエン監督はリーグ戦への準備期間が短くなり、怪我の心配もある。しかし、そのリスクを背負うに値する」と記している。
今回の日本代表9月シリーズでは未招集となった乾だが、ロシアW杯での活躍は記憶に新しいところ。ベティスとしてはクラブに集中してくれる状況はありがたいのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)