レアル移籍のクルトワ、古巣チェルシーファンの怒りに弁明 「悲しい」「残念だ」
「レアルのほうがレベルが高い」発言の真相は…
ベルギー代表GKティボー・クルトワは、今夏にチェルシーからレアル・マドリードへ移籍した。移籍後のクルトワの発言がチェルシーファンの怒りを買ったと報じられているが、クルトワは「悲しい」「彼らは事実を知らない」と発言の真相を明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
クルトワはレアルへ移籍後、「レアルのほうがレベルが高い」という旨の発言をしたことが報じられた。これがチェルシーに対して敬意を欠いたものだとし、ファンは怒りに震えた。
しかし、クルトワは報道では発言の真意が伝わっていないと否定している。
「メディアでは、まるで僕がチェルシーにクオリティーはないと言ったように報じられた。でも、そんなことは決して言っていない。僕はトレーニングに少しスピードがあり、レアル・マドリードにクオリティーにあると言っただけだ。チェルシーにクオリティーがないと言ったわけではない」
クルトワ自身、移籍についてはロシア・ワールドカップ前には決断していたことだという。移籍が正式に決まる直前には立て続けに練習を無断欠席したことが報じられていたが、チームを混乱させるような意図はなかったと弁明している。
「(ファンの怒りは)悲しいよ。彼らは真実を知らない。僕は3月にはすでに決断していたし、クラブも受け入れていたと思う。それから移籍が近づいても、僕はまだ公にしなかった。チームやスカッドを混乱させないほうがいいと思った。残念だ。僕はチェルシーを愛しているからね」
クルトワは誤解を解きたいとチェルシーへの思いを強調していた。この弁明を聞き、チェルシーファンの怒りは鎮まるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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